カントリージェントルマンでは、ヴィンテージのスプーンやバターナイフをリメイクし、スプーンリングやバターナイフバングルなどの作品を制作・発表しています。
今回はその中でも特に人気のシリーズである、ヴィンテージバターナイフバングルのラインナップをご紹介していきたいと思います。
ブランドごとに異なるデザイン
当然ですが、バターナイフのデザインはそのブランドによって異なります。
当ブランドの人気の作品である、Grand BaroqueやSir Christopherなどのヴィンテージバターナイフバングルは、スリーディメンションシリーズに代表される老舗カトラリーブランドのWallace(ウォレス)によって制作されたヴィンテージのもののみを使用して制作されます。
カントリージェントルマンではそれぞれのブランドのデザインの中でも、より心を沸き立たせてくれるような美しいデザインの、しかもヴィンテージのカトラリー(スプーン・フォーク・バングル)を素材とし、主にアメリカより取り寄せ作品を制作しています。
先ほどお話しさせていただいた、カントリージェントルマンの代表的な作品のひとつである、Wallace社製のGrand Baroqueのヴィンテージバターナイフから制作したバングルは、非常に多くの方にご好評をいただいております。
ヴィンテージバターナイフバングルのラインナップ
Wallace社が世界的にその名を広く知られることになったスリーディメンションシリーズのひとつ、Grand Baroque(グランドバロック)は、その名の通りバロック様式をモチーフとし、花や植物のデザインを持ち手部分に大胆に配し、非常に強いインパクトを持ったシリーズです。
バターを広げる部分のプレーンでシンプルな部分と、もち手部分の芸術品ともいえるほどの細やかなデザインは、その対比によって更なる貫禄をかもし出す作品となりました。
手首周りのサイズとしては15~19cmまでの方に着けていただけます。男女を問わない普遍的なユニセックスな作品ですので、ぜひ一度はお試しいただきたいバターナイフバングルとなっております。
次にご紹介するのは、同じくWallaceの3Dimentionシリーズの中のSir Christopherから制作した、ヴィンテージバターナイフバングルです。
<wallaceヴィンテージバターナイフバングル -Sir Christopher->
先ほどのGrand Baroqueとはまた違ったデザインながら、非常に細やかな彫刻が独特な雰囲気を放つこのSir Christopherは、持ち手部分全体がデザインされており、スターリングシルバー(銀の含有量92.5%)ならではの美しいシルバーの輝きが楽しめるバングルとなりました。
銀食器が流行した19世紀中ごろには、多くの富裕層が一種のステータスとして銀食器を買い求め、また買い揃えていました。
そんな時代を経て熟成されたヴィンテージバターナイフを使用した本バングルは、シンプルなファッションスタイルの方や、普段あまりアクセサリーを着けないと言う方にも、自信を持ってお勧めできるバターナイフバングルとなりました。
3つ目にご紹介するのが、現在制作中のAlvin CorporationのMontereyと呼ばれるパターンのヴィンテージバターナイフバングルです。
こちらは1895年に発表されたデザインで、持ち手全体に描かれた独特な紋様は、アール・ヌーヴォーの影響を受けていると思われ、発表から120年以上が経過した現在において、斬新な印象を与えてくれています。
裏面にはSTERLINGの刻印とAlvinのブランドタグがデザインされており、複雑な模様の上で輝くスターリングシルバーの魅力をしっかりと感じられる、ヴィンテージバターナイフバングルに生まれ変わる予定となります。
持ち手部分にはモノグラム(イニシャルを組み合わせた彫刻)が掘り込まれており、ヴィンテージとしての貫禄を称えています。
販売開始時にはこちらのブログに改めてご連絡させていただきますので、是非ご注目いただければと思います。
■追記(2018年10月19日)
多くのお客様よりご要望を頂きまして、当ブランドCountry Gentlemanではフォークバングルも製作・販売を開始致しました。