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ブランドストーリー:素晴らしいお客様との出会い

更新日:2022年7月8日


カントリージェントルマンのロゴ

カントリージェントルマンでは、2016年にブランドを立ち上げてから、これまでに数多くの作品をお届けしてまいりました。


そんな中で、私が密かに誇りに思っていることがあります。


それは立ち上げから現在まで、感謝のお気持ちをお伝えいただくことばかりで、お叱りの言葉やクレームを頂戴したことは一度もない。という事実です。


(サイトの不具合などでご迷惑をおかけしたことはございますが。。)


 

追記:2022/07/08


本記事を書き上げましてから数日後に、「発送時の追跡番号が確認できない」とのお問合せを頂戴致しました。


この事象は、発送(クリックポスト)を行う際、郵便局側で追跡番号を反映・確認できるようにするまでに1日ほど時間がかかるため、


その反映以前にご確認を頂いても、確認が取れないという理由がございました。


何よりも問題は、その旨をあらかじめお伝えできていなかったという私の対応にありました。


本件の改善策として、発送完了時のメール内に以下の文言を追加させていただき、

あらかじめその点をお伝えできるように修正を行わせていただきました。


ご心配をお掛けしたことを猛省し、何よりこのような有難い改善の機会を頂戴したことに深く感謝をしながら、

今後も皆様に安心してお買い物をお楽しみいただけますように、これからも改善を続けていきたいと考えております。

 

私は”職人”ではなく、あくまで”歴史の案内人”である(と勝手に自負しておる次第です)という立場ではあるものの、


しかし当然ながら作品をご購入いただくお客様に、


「この作品を手に入れられてよかった」「大切な人へのギフトにふさわしい」と思っていただけるように、


そして何より喜んでいただけるように、


サイト作り、作品の制作、発送など全ての工程において真摯に、丁寧に歩んできたつもりでおります。


・・・と言いますと、あたかも私の対応や作品が素晴らしいから、その結果が得られたのだと誤解されてしまいかねませんが、私の本意は決してそこにはなく、


今回お伝えしたいことはカントリージェントルマンは「素晴らしいお客様」お一人お一人に支えていただいてきたからこそ、


今もなお活動を続けられているのである。という、ただただ深い感謝の気持ちです。


今回は、歴史をお伝えするわけでも新作をご紹介するわけでもなく、これまでにあった素敵なご縁やストーリーの数々を、


少しだけご紹介させていただければと思っております。


(ご紹介させていただきます皆様におかれましては、当然ながらお名前は伏せさせていただきますが、そもそも「自分に関しての話は書かないでほしい」など、もしご意見・ご要望等ございましたらいつでもお申し付けくださいませ。)

 

サイト立ち上げ当初のトラブル


2018年初めごろに、サイトから作品をご購入いただいた際のお話です。


サイト運営の経験がない自分が、サイトを立ち上げて運営し、しかもそこで自らの作品を販売するということが初めてということもあり、


一度大変ご迷惑をおかけしたことがございました。


具体的には、当時対応できるカードの種類が少なかったため、作品の購入ができないという問題があったためでした。


通常は「面倒だから購入をやめる」「不備についてクレームを入れる」など、ネガティブなご反応をいただいても決しておかしくない状況だったのですが、


その方(仮にA様と致します。)は問題があると考えられる箇所を的確にご指摘いただき、さらにはご購入時の状況なども事細かにメールでご連絡をいただいたのでした。


最終的にその場ではサイトの不具合が改善できず別の経路からご購入をいただくこととなるのですが、


この世界にはこんなにも優しい方が存在していらっしゃるのだととても温かく、そして何よりありがたい気持ちになったことを今でも覚えています。


(当然ながら現在ではさまざまな方法で作品をご購入をいただけますので、その点ご安心くださいませ。)


A様にはその後もおすすめの書籍を教えていただいたり、実は「ミスター・ギター」とも称されるギターの名手チェット・アトキンスとグレッチが共同開発したギターに、”Country Gentleman”という名前のモデルがあるという素敵なお話など、


楽しいやり取りを何度もさせて頂きました。


とてもお忙しい方でいらっしゃるため、現在はこちらからのご連絡は差し控えておりますが、


またいずれお時間の許される際には、、、などと勝手ながら考えております。

 

ショップカードの裏側とTudor


カントリージェントルマンの作品をご購入いただいた方には、ショップカードを同封させていただいております。


実はその裏側には、私の好きな言葉が書かれています。


”Only the gentle are ever really strong”


これは「優しさこそが本当の強さだ」という意味で、憧れの俳優ジェームス・ディーンが放った名言です。


もともと彼の演技やファッションにも興味はあったのですが、何より"gentle"こそ"strong"であるという彼の言葉の美しい響きに魅了され、


この言葉をショップカードにも使用させていただいております。


この言葉にいち早く気づいてくださったのが、B様という方でした。


B様はTudorの時計を愛用されており、作品をご購入いただくにあたりメールで何度もやりとりをさせていただきました。(とても楽しい時間でした)


B様はとても文才がおありになり、私もお話が楽しくなってしまいメールはいつも長文でのやりとりでした。


アクセサリーのお話はもちろん、海外でのお話やバイクのお話、また作品をご着用いただいた画像までお送りいただくなど、本当にたくさんのやりとりをさせていただきました。


是非また素敵なご縁があれば、と心から願っております。

 

Instagramでの心温まる出会い


C様とは、主にinstagram上でやり取りをさせていただきました。


私の性格上、SNS上で刹那的な感情やニュースなどを頻度高くアップしていくという作業が難しく、なかなか更新ができないというところがあるのですが、


C様とはInstagram上でメッセージを何度もやり取りさせて頂きながら、お互いの好きなものや今後の展望について楽しくお話しさせていただいておりました。


そしてなんとも有難いことに、ご購入をいただいた私の作品をご自身のアカウント上でご紹介いただくなど、


なんとお礼を申し上げて良いやら逆に大いに恐縮してしまったことは今でも良い思い出となっております。


現在はそちらの作品は販売しておらず、お問合せをいただいても対応ができないことから、そちらの情報は泣く泣くアカウントからは取り下げてはしまいましたが、


今でも変わらない深い感謝の気持ちは、私の心の奥深い場所に残り続けております。


C様はその後ご自身でも素敵なクリエイティビティを発揮され、今では様々な作品を作り続けていらっしゃいます。

 

時を超えて届いた素敵な物語


D様にも、とても嬉しくなる物語をお届けいただきました。


D様は私の作品をご購入いただいた当時大切な方がいらっしゃり、その方へのプレゼントとして私の作品をお選びいただきました。


それからしばらく経ってまた別の作品をご購入いただいたのですが、なんとその際に当時の大切な方と結ばれ、さらにお子様が誕生されたとの素敵な物語をお教えくださったのです。


なんとも嬉しくなってしまった私は、長文でメッセージをお送りさせていただいてしまいました。


モノを作って、購入いただき、対価を頂戴する。


私がしていることは、単純にいえばそれだけのことです。


しかしこのお話をお伺いした時、これこそが私が求めていたことだと感じました。


モノを作ることを通して、人とつながる。


何よりもD様の人生のほんの少しの部分でも、私がお手伝いさせていただけた(などと傲岸不遜極まりない物言いをしてしまうことをお許しください。)ことを思うと、今でも心がじんわりと暖かくなるのを感じます。

 

語り尽くせない素敵なお客様との出会い


この他にも、お電話で作品に対する深い愛情や購入までの経緯ををお話しいただいたお客様や、


お住まいの地域の素敵なニュースをお教えいただいた、素敵な夢をお持ちのお客様、お持ちのアクセサリーの歴史をお尋ねくださったお客様など、


まだまだお話ししたい素敵なストーリーがいくつもあるのですが、今回はこの辺りで留めさせていただければと思います。


このように改めて振り返ると、本当に素敵なご縁に恵まれているということを、再認識させられる気がしております。


カントリージェントルマンは店舗を構えてはいないために、お客様と直接お会いしたり会話したりする機会が極端に少ないのですが、


そう頻繁ではないにせよ、このようなやり取りをさせていただく瞬間がたまらなく楽しく、そして嬉しいのです。


まだまだ全ての面において未熟で貧弱な私、そしてこのカントリージェントルマンではありますが、


これからもまだ見ぬ素敵な出会い、そして時の中に埋もれかけている深淵なる歴史を求めて、


私はこれからも歩みを(たとえそれが牛歩の如き歩みでも)しっかりと続けていきたいと思っております。


そして最後に、文才の全くない私の支離滅裂な文章をいつもご覧いただいております皆様にも、この場を借りまして深く御礼申し上げたいと思います。


福島の片田舎より。


Country Gentleman























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