ご無沙汰しております、Country Gentlemanです。
1940’s〜1950’sに製作されていた、アメリカ空軍のミリタリーバッジを素材としたリングを、いくつか発表しております。
当初発表したモデルが、-Aircrew-バッジから製作したこちらのリングです。
今回はその他にも様々なヴィンテージのミリタリーバッジ(パイロットウイング)を、アメリカから取り寄せリングへと生まれ変わらせました。
シールド、盾や砲弾、天球儀をモチーフとし、翼の間に配置されたデザインは、アメリカのヴィンテージ物がお好きな方であれば、きっとその魅力に共感していただけるほどのオーラを身に纏っています。
重さ的には少し軽めの6gとなっており、日常的に身につけても全く違和感のないヴィンテージリングをなりました。
早速一つずつご紹介していきたいと思います。
Aerial Gunner Badge Ring
USAAF(アメリカ陸軍航空軍)からUSAF(アメリカ空軍)への変遷の中、
6週間のaerial gunnery course(空中砲撃コース)の訓練を修了した、優秀なものにのみ与えられたバッジです。
1943年~1953年までの間でのみ制作・授与されたバッジですので、少なくとも65年以上も前のヴィンテージ素材となります。
日本ではほぼ流通していないバッジとなりまして、素材はスターリングシルバー(純度92.5%の銀)となります。
Pilot Badge Ring
軍用の航空訓練を受けたものに授与されたのがこのPilot Badgeです。
Pilot Badgeは、Pilot、Senior Pilot、Command Pilotの3段階でデザインが異なり、今回のバッジはPilotという一番下の段階のデザインとなります。
こちらのバッジは1939年ごろにデザインされました。
今回の素材には”N.S.Meyer Inc Newyork”の刻印が打刻されており、シールドの中に「M」と「9」があることから、
1950年代ごろに制作されたものであることがわかります。
もちろん素材は スターリングシルバー(純度92.5%の銀)となります。
NAVIGATOR Badge Ring
航空ナビゲーションコースを修了したものに授与されたもので、翼の間にある球体のデザインは、古代に天球を模して作られた天球儀(Armillary sphere)となっています。
1942年ごろから制作・授与されています。
その後1951年の終わりにはAircraft Observer、Navigator、およびBombardierのバッジは単一のデザインに置き換えられたため、
少なくとも68年前のヴィンテージバッジです。素材はスターリングシルバー(純度92.5%の銀)となります。
ミリタリーバッジのラインナップ
いずれも日本ではほとんどお目にかかることのないリングのラインナップが揃いました。
いずれもサイズは少し小さめの8−13号の方にのみご着用いただけます。男性の方であれば、ぜひ利き手ではない方の小指につけていただくことをお勧めします。
その理由は、利き手ではない方の小指こそが、かつて紳士達が指輪を身につけて良いとされた指であったからです。
詳しくはこちらの記事に記載がございます。
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Country Gentlemanではこれからも新作を発表予定となります。
次の新作は、非常に素材の調達が難しく、素材に関する膨大な歴史考証を行い、そして製法に極限にまでこだわった作品となります。
発表までは少し時間がかかるかとは思いますが、随時こちらのブログにてお知らせさせていただきますので、ぜひご注目をいただければと思います。
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