今回はCountry Gentlemanが愛してやまない、ヴィンテージアーミー(パイロット)バッジリングの新作について、ご紹介をさせていただきます。
アメリカ空軍において、彼らは日々厳しいトレーニング・過程を行っており、世界でも有数の精鋭部隊としてその名を知られていますが、
一定の過程を修了した者にだけ送られる、特別なバッジがあることをご存知でしょうか。
それこそが、今回ご紹介するアーミー(パイロット)バッジなるものです。
※ヴィンテージのアーミーアクセサリーにご興味がおありになる方は、別記事:IDブレスレットの知られざる歴史
もぜひご覧ください。
制作をしながら、「いつまでも手元に置いておきたい」と思ってしまうほどに美しく魅力的な、ヴィンテージパイロットバッジリングたちを今回はご紹介してまいります。
ヴィンテージパイロットバッジリング -Aerial Gunner-
第二次大戦下にあった1943年、USAAF(アメリカ陸軍航空軍)がUSAF(アメリカ空軍)へと変遷していく中、 6週間のAerial gunnery course(空中砲撃コース)の訓練を修了した、優秀な兵士のみ与えられたバッジです。 1943年~1953年までの間のみ制作・授与されたバッジであり、少なくとも65年以上も前のヴィンテージ素材となります。
大きな翼の中央には、これまた翼が生えた弾丸が配置されており、非常にインパクトのあるデザインとなっています。
まさにアメリカらしさを感じる、ストレートなデザインは見るものの心を惹きる魅力があります。
その中でもこちらは3インチの大ぶりなパイロットリングとなっており、指をぐるりと包み込むような幅の広さと魅力的な存在感があります。
(ちなみにパイロットバッジには基本的に3インチ、2インチ、1インチのものがあり、それぞれ制服のジャケット、シャツ、帽子に装着されていたようです。)
厚みは約2mm、重さは約17gとしっかりとした重量感があり、素材はスターリングシルバー(純度92.5%の銀)が採用されている、とても希少なリングです。
今回の入荷では、このエアリアルガンナーのバッジは1点のみ入荷となりますため、お早めのご検討をいただければと思います。
間違いなくヴィンテージ好きな皆様のご期待にも応えられる、自信の逸品となります。
ヴィンテージパイロットバッジリング-PILOT 3inches-
アメリカにて、軍用の航空訓練を受けた者に授与されたのが”パイロットバッジ”から制作されたのが、こちらのヴィンテージパイロットバッジリング-PILOT 3inches-です。
パイロットバッジ(Pilot Badge)は、Pilot、Senior Pilot、Command Pilotの3段階でデザインが異なり、今回のバッジはPilotという一番下のクラス(階級)のデザインとなります。
こちらのバッジは1939年ごろにデザインされました。こちらのバッジは3インチ(約7.62cm)のサイズのものであり、制服の上着(ジャケット)に身につけるために制作されました。
アメリカ軍らしい盾(シールド)の紋章と大きく広げた翼が、当時のデザイナーのセンスの良さを感じさせる作品となっております。
また、このバッジのシールドの裏には、”A E CO. UTICA NY”の文字が刻まれていますが、これがまた語りたくなるストーリーを持っています。
AE.CO. とは、American Emblem Companyを略したものとなります。
このAmerican Emblem Companyは1914年にニューヨーク州ユーティカで創業されました。
1950年代までそこで操業を続け、その後製造施設をニューヨーク州ニューハートフォードに移し、1963年までその場所で営業を続けました。
彼らは政府と契約を結び、第二次世界大戦中はこのようなバッジの制作にも携わっていたということが記録に残っています。
かなりのボリューム感があるバッジから制作しており、身につけた時の迫力は並のリングとは一線を隠すレベルの ヴィンテージリングとなりました。
ぜひ一度このボリューム感を味わっていただければと思います。
新作第3弾
前回の記事ではヴィンテージIDブレスレットを、今回はヴィンテージパイロットリングをご紹介してまいりましたが、
実はもう一つ新作がございます。とても味わい深い銀食器(フォーク)から制作した、ヴィンテージフォークバングルが2点入荷致しました。
外出する機会が少なくなってきた現在において、例え自宅で眺めていても楽しめる本物のヴィンテージアクセサリーがあれば、
日々の生活も少し豊かになる様な気がしております。
ぜひこの機会にこそヴィンテージアクセサリーの奥深さに触れていただければ幸いです。
Country Gentleman
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